【追加募集】谷川俊太郎×服部みれい チケット発送いたしました。

世間はすっかりヴァレンタイン。
国民の4大義務「勤労、納税、教育、チョコ」を
果たすにはもってこいの日でした。
みなさんはいかがでしたでしょうか。


さて、3月3日に開催されます
谷川俊太郎さんと服部みれいさんの朗読会、
本日チケット発送いたしました。
お待たせしてすみませんでした。
同封の書面に行き方などの地図も載っていますので、
ぜひご活用ください。
入金したけど届かないなどございましたら、
大変にお手数ですがお名前を明記の上、
メールにてご連絡くださいませ。
info☆nanarokusha.com (☆を@にしてください)


それで、すこしばかり券に空きができましたので、
2月19日(火)午前10時に追加の募集を行います。
今日はその告知だけで、
またHP上でアップいたします。


ところで、「チケットを買えない人が出る」、
というのが毎回どうにも申し訳ない思いになります。


僕らも、そして谷川さんも含めた多くの方々が、
人生のそのときどきで、
お客様だったり運営者や出演者だったりします。
売り手と買い手、または与える側ともらう側の
ふたつを往き来していて、
そのどちらか一方だけ、という人のほうが珍しい。
だから「行きたいのに行けない」とか、
「ほしいのにもらえない」状態のさびしさは、
誰もが味わい共感できるものなんでしょうね。
チョコの日の今日になぞって言えば、
その最たるものは「愛したいのに愛されない」でしょう。


だから僕らも、「チケットがパッと売れた!うれしい!」
とは単純にならないのです。
実際は嬉しいんだけれど、どこかでひっかかってしまう。
もしかしたら予約で数年うまっているような
超高級料理店のシェフとかも、
どんな人にもたらふく食べてもらいたい、
でもそうなるといろいろと成り立たないから無理。。。
と、いった悩みがあるのかもしれません。
(行ったことすらないので知りませんが)。


で、これはものすごい勝手なことなのですが、
「会えない時間が関係を育てる」、
ということもあるかもしれないと思っています。
自分の経験でも、「最後まで会えない」はやはり辛いのですが、
「いつかきっと会える(又は再び会える)なかなか会えない」は、
なかなかいいものです。


僕らは、その「いつかきっと会える」ための場所を、
作り続けていこうと思います。
みんなが行きたいな、という場所を、
これからも作っていきたいと思います。


今だって人類のほんの一握りに知ってもらっているだけですが、
そのうちすっかりきれいさっぱり忘れられたとしても、
きっと僕らはどこかで何かの場を作っているつもりです。


とにもかくにも、間があいたとしても、
なにかの場を準備して用意してお待ちして、
生きていこうと思っています。
今後ともなにとぞ宜しくお願いいたします。