赤塚不二夫展に想う

追悼 赤塚不二夫展

−ギャグで駆け抜けた72年−

に、行ってきました。



もうもう圧巻です。

天才という言葉が日々量産されているような現代ですが、

ホンモノの天才が、

確実にここにいるなと身震いするほどでした。


とにかく、赤塚先生のマンガやキャラクターには

はじけるようなパワーがあります。

神経質で繊細なものがもてはやされる、

そんな風潮を感じることもままありますが、

赤塚先生のマンガを見ると、

腹のそこから力がみなぎるような気持ちになるんです。


すげー、すげーです。

赤塚先生、すげーです。


展示の副題にあるとおり、

まさにボルトのようにギャグメートル走を駆け抜けた赤塚先生。


ナナロク社も、駆け抜けていくことができるんだろうか。

そんなふうに、自分で自分に問いかけてしまうほどでした。。。

ですがまあ、ぐずぐず考えているよりも、

クツ紐しっかり結びなおして駆けなくちゃと、

会場をあとにする顔つきは、

いつもよりぐっと凛々しかったそうです。

おしまい。


※ほんとは興奮して買いまくった赤塚グッズを手にほくほく顔でした。
 
 すんません。




(C)fujio72

グッズのひとつがこちら、
先生の生原稿をポストカードにしたものです。
なんとこれ、『生きる』でお世話になった
京都の印刷技術会社「サンエムカラー」さんが手がけてます!
さっすがー!