エスポワールに乗船する

ご他聞にもれず

好きなマンガはたくさんあります。


とりわけ

身も心も震わせて読んだ作品といえば、

福本伸行先生の傑作

カイジ」シリーズです。


男三人揃えば、いつだってカイジの話です。

違う話をするときもありますが、

それを除けばいつだってカイジの話でした。


五反田のエクセルシオールの窓際の席で

足をすくませ震わせながら読んだ

鉄骨渡りの場面・・・

名言の数々・・・



おもしろすぎる。



最近は、現代の男のよりも戦国武将を愛する

歴史好きの女子「歴女(レキジョ)」なんていわれる

方々もいらっしゃるようですが、

そんなみなさんにはぜひ「カイジ」をオススメします。

「レキジョ」の次のステップ(?)として、

ぜひ「カイジョ」を目指してください。



でも、そんな話はどうでもいいんです。



今回お伝えしたいのは、

現在公開中のカイジの映画についてです。

映画に過度の期待はしていませんでしたが、

テレビドラマ「カバチタレ」の脚本もされている

大森さんの脚本だと「ユリイカ」で知っていたので、

安心して観に行きました。


(今月号のユリイカは「カイジ」の作者福本先生の特集号!)




※長くなったので、以下、そこで起こったことを
 用語の説明を省いて簡潔に書きます。




で、なにが起きたか。



驚愕の光景でした。



エスポワールに、

地元の友人が乗っていたんです!!!



なんで「限定ジャンケン」をやってるんだ!!!


なにやってんだあいつ!!!


負けたら大変なのに!!!


俳優をやっているとは聞いてましたが、


借金で身動きがとれなくなった人が、


一夜の一発逆転を夢見て、


ほぼ全員が地獄を見るであろう、


希望という名の意味とは真逆の船、


エスポワールにのっているなんて。。。


マンガを読んでるから先の展開だって分かるだろうに。。。


それでも乗るなんて。。。


帝愛グループのやろう。。。




そんな感じでいつもより映画に入りこんで

楽しむことができました。

ありがとう!! えんじさん!!