地球とナナロク社

いよいよです。


365回の自転と1回の公転が合わさる日。
ぐるっと太陽のまわりをまわってきた地球が
新たな一周をはじめようとしています。


2011年、地球もナナロク社も、
「毎日の素敵な一回転」と「一年かけるひとまわり」を、
ロンドのようにまわっていければと思います。
まあ、わかるようなわからないような喩えですが、
そんな感じです。


ところで、幕末以前、
日本には「世界」という言葉が入ってくるより先に
「地球」という言葉があったそうです。
「これからは世界ぜよ」ではなく、
「これからは地球ぜよ」と言っていたのかもしれません。


もういっこ。
これも幕末以前、
「絶望」という言葉はなくて、
「困った」という言葉しかなかったとも聞きます。


「絶望的な状況」も、「困った的な状況」と言い換えれば、
なんだか乗り切れそうです。


来年のナナロク社も、口にするのは「困った」ぐらいにしといて、
喜びは体と言葉で最大限に表しながら、
本をつくってお届けできたらと思います。


2010年、ありがとうございました。
2011年、よろしくお願いいたします。