本の感想を紹介します。3

こんにちは。

本日も、「ナナロク社の本の感想」をご紹介します。

感想を送ってくださったNさんは、

なんと76年生まれだそうです。

ん〜、ナナロク社とは縁が深い!

しかも、もっとも長い感想です!

別にしかもじゃないか!


ということで、今日と明日、二回にわけてのご紹介です。

人は詩を読んで何を思うのか、

自分以外の感想に耳を傾けることで

見えてくるものがあるかもしれませんよ。


信じるか信じないかはあなたしだいです!
(ちょっと言いたかっただけです。すみません)



※※※※


まず、『生きる』について〜
読み終わったとき、優しい気持ちに包まれました。
何気ない風景や、日々、当たり前のように行っていることが、
生きている証しであるということに気付かされました。
そして、命というものが愛おしくなりました。

特に、最後の一行「いのちということ」が心に響きました。
また、その隣りのページの、墓地で子供に老人が話しかけている写真には、
ほのぼのとした光景の中に、人生という時間の重みを感じました。

どの写真も味がありますが、一番好きな写真を挙げるとすれば、
広い雪原に、ポツンと二人が歩いている写真です。
寒々とした風景を越えて、温もりが伝わってくるようでした。

次に、『人に優しく』(限定版) について〜
詩集を手にしたときの気持ちは、手書きの部分が多いためか、
手作りのプレゼントをもらったときの感覚に似ていました。
御徒町さんの字は、個性的で可愛らしいです。
らくがき調のイラストも、見ていて飽きないです。
(何だか分からないものも多いですが・笑)
また、印刷の面では、詩の漢字の部分が大きくなっていて、
メリハリがあり、読みやすかったです。

では、内容についての感想ですが、
心動かされる詩が多い中で、特に好きな詩を4篇選んだので、
それぞれについて書いていきます。


※※※※


ナナロク社の第一弾書籍、「生きる」。

本の帯の裏にもつかわれている、

「雪原に二人が佇む写真」から伝わるぬくもりを、

よくぞ感じとってくださいました。

ありがとうございます。

そしてそして、

<命というものが愛おしくなりました。> の ことば、

ぐぐさっと心にはいりました。

独断ですが、ここで

ナナロク社 「生きる」心の帯文賞 をお贈りしたいと思います!!

おめでとうございます!

なんの権威もありませんが、おめでとございます!



明日の「人に優しく」の感想も楽しみです。