詩の雑誌をつくるとしたら。

さてさて、
どういったものをつくるかなと、
考えたりします。


そこには、
新しく書かれた詩はなくても、
いいのかもしれません。


さいわい、
知られていない名詩は多く、
新しい読者が発見的に読める
装置であれば、
いいのではないだろか、とも。


それとも、
世の中には詩的表現があふれていて、
詩が拡散しているので、
ちょっとすいとって集めたらいいのでしょうか。


そもそも、
「詩の雑誌」という考え自体が……、
とも思いますが、
あんまり自由だとなにも見えなくなるので、
わくでかこってあげる必要があるのです。


さりとて……


※出だしを、さ行4文字でつないでいこうかと思いましたが、
 ここであきらめます。



新しく書かれた詩はいらないかもしれませんが、
新しく用意したいものはあります。
それは、「問いかけ」と「締切」です。


問われると、人は、あんがい答えたくなるものです。
(沈黙だってときには答えの代わりになります)
それが、素敵な問かけだったら、
もっと答えてみたいと思い、また、
さらに素敵な答えが生まれるかもしれない。


その答えた「声」に、
新しい詩の1行がねむっているのではないだろうか。


なんか、そんな感じで。


「締切」は、だだだとすぎさる人生やら生活の時間に、
ポイントが置かれ、編集される感じが好きです。


つまり仕事以外で、自分がほしいもの2つなわけです。
「問」と「締切」。


仕事だと、こればっかだけど。